駒澤大学卓球部(昭和49年度主将)大谷正夫
 
10 練習の目的意識、モチベーション(動機付け)
9 「糸島自然熟」 第71回  塾長さんの”今週のメッセージ” 練習の合理性より
8 高校総体島根県予選で大活躍の出雲高校の試合を見て思ったこと 
7 アインズジュニアの松浦コーチに刺激されて
6 クラブ交流一番目で奈良県香芝市の卓球クラブの紹介
5 「情熱大陸」ですばらしい女性を! ジャズピアニスト 上原 ひろみ(24才)
4 「目先の勝利」か「しっかり基礎から教え込むか」
3 浜田ろう学校の生徒が山幸館での強化練習会より
2 最近すごく懐かしく嬉しかったお話
1 ちょっと長い文章ですが最近気になった記事より


10 
練習の目的意識、モチベーション(動機付け) 7月3日
 
 最近卓球の練習がない日に平田中学校前にある市民陸上競技場(400m)でジョギングしています。
隣では野球部、陸上部員達が練習しています。特に野球部は部員が多いのかトレーニング風景をよく見かけます。
タイヤをロープで引っ張りダッシュとかしています。体力アップには良い練習です。ただ思うのは ”何の為にやっている
のか!目標を持ってやっているのか!”  練習をやらされているのではなく、一歩一歩自分を激励しながら、いかに前向
きに取り組んでいるのか!が大切です。卓球でも同じです。今やっている技術は何の為たのか、自分で納得し気持ちを入
れながら打球するとしないでは、大違いです。
このモチベーション(動機付け)が一番大事だと思います。

 私は中学までは裏ソフト前陣速攻でしたが、カットマンに弱く、高校入学以来パワードライブを身に付けようと目標を。
初めのうちは不安定でしたが、「これが入れば絶対勝てる!」と毎日練習しました。2年生の後半から少しずつ安定しだ
し、3年の春からは面白いようにパワードライブが入るようになり結局県内の試合は全勝で中国本大会でも準優勝でした。


 「大谷の卓球はめちゃくちゃで安定性がない」「意見を聞かないし練習不足だ」「この卓球では強くなれない!」とよ
く指導者に指摘されましたが、一切無視して自分の目標の卓球を貫きました。中学時代のお陰でスマッシュだけは自信が
あったのも結果的には良かったです。

 最後に練習では1本1本を自分自身でしっかり身体に覚えこませる気持ちで頑張って欲しいと思います。

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第71回  塾長さんの”今週のメッセージ” 練習の合理性より 6月16日
 
 「糸島自然熟」西日本の卓球指導者は、たぶんご存知だと思います。
塾長の”今週のメッセージ”より 
 サーブを持ったら、3球目はフォア全部強打。レシーブはフォアで全部たたけ。「打ちに入って、どうしても強打でき
ないボールなら、打球の瞬間につなぎに変えろ。それがフェイントになる。」
フォアでたたけなかったらバックハンドでたたく。たたけないときにだけ「とっさ」にツッツキやストップやブロックに変
えていく。
「とっさ」とは打球する瞬間ということである。

 他にも参考になる文章ありますが、ここは私と卓球理論が「完全一致」です。
 高校時代より「ハイリスク・ハイリターン」を信念として実行してきましたが、このプレーにつきるでしょう!

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8
 高校総体島根県予選で大活躍の出雲高校の試合を見て思ったこと 6月8日
 
 久しぶりに教え子平野亜希(出雲高)の大会試合を応援と共に見ました。練習の力量が試合で発揮きるか少し不安を抱き
ながら。
結果は、まさかの出雲高校の女子団体優勝でした。
戦前誰もが予想できなかった初優勝!本当に良く頑張りましたね。チームワークも男女共Good!
強化費の援助もない進学校での勉強との両立は立派で男子もベスト4と大健闘。

 特に決勝リーグ初戦、明誠戦でトップのエース対決平野VS千アで3−0と実力を出し完勝した平野の勝利(団体で全勝)が
チームに「勝てるかも!」のムードを作ったと思います。平野・野淵組(ダブルス全勝)で常に前半でリードし、4
番でセットーオールジュースで勝った野淵の勝負強さも特筆でした。他のメンバーも接戦していたのは、これがチーム戦
の勢いの怖さかと感じられました。
総体本番でもこのモチベーションを忘れず前向きに勝ち進んで欲しいものです。「やれば出来るぞ!出雲高校女子卓球部!」

 女子は言うまでもなく、男子の試合内容もすばらしかったです。以前に山幸館へ練習に来たことあり、その時は今一つ
だった部員達がこんなに良いプレーをするなんて正直言ってビックリしました。試合ごとに実戦で強くなっていました。
強くなる時ってこんな感じでプレーができ、これが自信となって真の実力となるのでしょう!

 環境の悪い練習場(4台で縦置きで体育館の2階フロア)で男女が2台ずつ。

談笑 5.で書いた感想記を思いだしました。
 どんな環境(田舎とか練習場とか練習相手が・・・)言い訳するとり今出来うる努力が一番大事だと!
 どんなに強い相手と対戦しても、おじけないで自分の持っていっる力を出せる精神力を!

感想記
 山幸館の子供達にも限りない可能性があるのではと、感じさせられた大会でした。 
 中学1年〜3年まで週5〜6日、高校では週3回の平田で夜の練習、良く頑張ったね。お母さん送迎もご苦労さま。 
 両ハンドパワードライブは完成してるから全国でも充分通用する。あとはメンタル強化とレシーブだよ。自信を持って!
 平野亜希、全国高校総体・全種目出場おめでとう!指導者としての誇りです。ありがとう!

 昨年と2年連続で富山から森高志先輩に来て頂き、的確な良い指導にも感謝しています。
 地元の河瀬明芳コーチも平野にショートで壁となってくれたことありがとう。

 最後に山幸館で練習しない平野亜希との練習に会社の娯楽施設を、まったくの無償で快く貸して頂いている、長谷川清
商店の長谷川悟、みどり夫妻に感謝の気持ちは忘れません。平野と共にお礼申し上げます。

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7
 
 「アインズジュニアクラブ」の松浦コーチに刺激されて 2月3日

*「私は挑戦から逃げるということはしない。どんなに厳しく見えていても勝てる見込みがあれば、それを奪い取ろうと頑
張っている。冒険してやろう。がむしゃらに自身をもって、しっかり戦っていけば、最大の可能性に向かって大きく前進
するはず。夢、そして、ビジョンがなければいけない。」 
*(上記はアインズHP→指導者・選手紹介欄→松浦コーチの一言を引用)

 最近練習内容がマンネリ化し、指導に「気」が入ってなく子供達が伸び悩んでいるような。
やっぱり自分は指導者には向いていないのかと珍しく弱気でした。
最近は松浦コーチに「愚痴」のメールを書いたり迷惑かましたが、アインズのHPを見て、もう一度しっかり頑張ろうと励
まされました。
 思えば僕の卓球スタイルは「攻撃は最大の防禦なり」で攻めまくっていたんだっけ!
 
 ありがとう!松浦コーチ!

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6
 
 「アインズジュニアクラブ・奈良」奈良県香芝市の卓球クラブの紹介 11月9日
 
 11月9日にメール頂きました。(本文より)
  「監督の松浦安洋と申します。貴チームのHPを拝見させていただき、相互リンクのお願いでメールをしました。
当クラブを紹介させて頂きますと、今年で7年目でようやく土台が出来上がりつつあります。
まだまだ弱小チームではありますが、近隣へ遠征試合を行うなどして選手の競技能力高揚を図ることと共に交流も深め、
私自身も小学生指導者とのつながりを広げているところです。 もし、よろしければリンクの程よろしくお願いすると共に、
今後遠征も考えておりますので機会があればよろしくお願いいたします。」

感想記
 クラブ同士の交流一番目なので、末永く交流出来たらと思います。
 もっともっと交流の輪が広がって大会(交流試合)まで開けますように p(。・_・。)q

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5
 
 「情熱大陸」ですばらしい女性を! ジャズピアニスト 上原 ひろみ(24才) 10月19日TBSテレビより

 すごーく感動!「上原語録」(2003年5月ボストンバークリー音楽大学を主席で卒業)

 言葉もわからないままアメリカに渡って来て4年おじけずいたことは一度もない・・・。
トラブルこそが人間を強くする!上原はいつもそう考えてきた。

 欧州ツアー前に「プレッシャーとかは全然ないっ!自分が出来る事は何かわかってるし、自分のやっている事は自信が
あるし。」

 「例えばうまく弾けない日が3ヶ月とか続いたとしても、原因は自分にある時点で、それは苦労でも挫折でもないですね。
戦地の子供とかは自分に原因があるわけではないでしょう。だから苦労を押し付けられている人達が沢山いるのに、自分が
例えば曲が出来ないからスランプだとかうまく弾けないからスランプだとかそんなのはとにかく出来るまでヤレッと!」

 「与えられた環境を100%楽しむ事だけに関しては才能があると思います。」

 彼女にとって立ちはだかる試練は栄養でしかない!

感想記
 どんな環境(田舎とか練習場とか練習相手が・・・)言い訳するとり今出来うる努力が一番大事だと!
 どんなに強い相手と対戦しても、おじけないで自分の持っていっる力を出せる精神力を!

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4
 
 「目先の勝利」か「しっかり基礎から教え込むか」 H15.10.15
  
 山幸館の小学生達を指導して18ヶ月になりますが、最近思うことは「勝利優先」か「しっかり基礎から教え込むか」
です。

 近年は小学生も試合数が増え子供達は勝利に一喜一憂しています。こんな光景を見ると勝たせてやりたいが為に守り重
視で、相手のミスを待つ小学生にして試合巧者な卓球を優先している指導者が目立つようです。まるで30数年前の島根
の中学女子の光景が思い出されます。小学時代から相手のミス待ちのただ返球重視での勝利では将来が真っ暗に思えます


 私のポリシーは基本重視でしっかり膝と腰を使ってインパクトまでの打ち型を体に覚ええ込ませることです。
学校の先生や卓球教室経営指導者の元では常に勝利優先の指導方法の気持ちはわかりますが、小学生時代から前文で書い
た卓球スタイルは感心しません、もっと伸び伸び大きく育つ子供達を育成したいと思っています。
 
 素晴らしい選手を育成せれている指導者の方々もおられることも付け加えておきます。
 (上記は9月の出雲地区小学生大会を視察しての感想です。)

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3 
 浜田ろう学校の生徒が山幸館での強化練習会より H15.9.28
 
 浜田ろう学校の清水校長と卓球の恩師という関係で、毎年赴任先の各高校へ指導に行っています。
数年前に「松江ろう学校」へ10数回、今年は2回「浜田ろう学校」へ行きました。今回は指導が良かった?のか昨日
(9月27日)に山幸館に瀧山先生の自家用車で山幸館に来てくれました。

  いつも感心するのは子供達のひた向きな姿勢です。もちろん山幸館の子供達や以前10年間指導した斐川西中学の生
徒も頑張って練習していますが、やはり難聴の成果、すごく集中しています。アドバイスを受ける時の眼つき、しっかり
コーチを向き口の動きを見て悟ろうとしています。
  数年前に始めて「松江ろう学校」に行く時は気が重かったのに、僕の無駄な悩みなど吹き飛んでしまったことも思い出
されます。

  午前中マシーンでの多球練習も辛かったと思いますが、午後練習の1時前から子供達でラリーを続けてました。この意
欲にコーチ陣もヤル気を一段と出したようです。学校の授業でもこんな雰囲気でやれたら、さぞ先生方も教えやすいこと
でしょう。

  次回は卓球部全員で山幸館に来るのを心から待っていますよ。
  p(。;_;。)q ガンバレッー 「浜ろう卓球部!」ヽ(^o^)ρ┳┻┳°σ(^o^)/

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2 
 最近すごく懐かしくうれしかったこと H15.9.25
 
 昨年2月に佐藤館長に「卓球道場を作ったので手伝ってくれないか」と言われて3月より始めはや1年半が過ぎました

自分の卓球実績から、中高校生達と実戦的ハイレベルな練習が向いてると思って指導していました。小学生とは数人しか
練習する機会がなかったのですが、病弱にも負けず頑張っておられる佐藤館長の熱心さに胸を打たれ引き受けました。
子供達と楽しく時には厳しく?基礎練習を主体に今日まで至っています。

 さて本題に移りますが、今年の5月から「浜田ろう学校」の清水校長HP作成のお手伝い、今月の14日に山幸館のHPも作成し、各卓球関係HPにリンクのお願いをメールしました。

 何と22日バタフライ(タマス)より「株式会社タマス ホームページ担当 兼吉秀洋と申します。いつもバタフライホーム
ページをご覧いただきありがとうございます。 お問い合わせのリンクの件ですが、先ほど設定しましたのでご確認くだ
さい。今後ともよろしくお願いします。」原文のまま。 「やったー!卓球日本一のバタフライに掲載してもらったぁー」
と喜びました。

 そこでふとバタフライには一学年先輩で矢上高校出身の酒井さん在社だったはずと思い「酒井さんお元気ですか?」の
メールを送った所、2時間も経たずに酒井さんからメールの返事がありました。
原文より抜粋「すっかりご無沙汰しております。ホームページ拝読しました。お元気でご活躍の様子で大変嬉しいです。
あの豪快な「ドライブ」は健在でしょうね。卓球を止められず、練習1時間反省会2時間(飲み会)を週一回ペースで行
っています。」の返事が返ってきました。
酒井富雄さんすごーく嬉しかったですよ!覚えていてくれたんですね。また一段と「やる気」が増してきました。

 また小学生はもちろんのこと、中学1年時からワンツーマンで指導している平野亜希(出雲高校2年生)が来年の島根
高校総体で代表になり、全国ランキング入りを目標に一緒に努力していこうと思っています。

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1 
 ちょっと長い文章ですが最近気になった記事より H15.9.18   「卓球」All About Japanより抜粋
 
 何年ぶりになるだろうか。9月6日、代々木第2体育館で「関東学生」の1部リーグの試合を見た。

 しばらくぶりに観戦して、試合前の儀式である校歌斉唱にテープが流されていたのにはびっくりしたし、ほとんどの学
校が「口パク」だったのにも驚いたが(唯一、テープに負けない声で歌っていた東京富士大の選手たちは美しかった)、
それ以上に気になることがあった。リーグ戦の過剰なほどの「熱さ」である。

 自分のチームの選手が1本とる。ベンチの全員が「よーし」「ナイスボール」などと声をそろえ、ガッツポーズをしたり、
拍手をしたりする。そして両校のベンチは、「がんばるよ」「もう1本」とか、「強気」「攻めるよ」という激励の言葉
を選手に投げかける。団体戦に特有の光景だろう。

 しかし、その光景を見ているうちに、少し「過剰」ではないかと思えてきた。7番まである団体戦だ。勝負の行方を左右す
るようなゲームならともかく、1番手の選手の試合開始直後から、1本とるごとにベンチの全員が椅子から腰を上げて声援を
送り(1校だけは座ったままだったが)、それが団体戦の終了まで絶えることなく続くのである。いささか大げさな表現を許
してもらえるなら、このリーグ戦の成否に卓球人生がかかっていると思えるほどなのだ

 さらに、その熱い応援が、時として、選手のプレーを縛っているようにも思えた。「試す」プレーが決定的に少ないの
である。練習であればバックハンドで打ち抜いていると思われるボールを、安全策をとってフォアハンドで回り込むシー
ンがあちらこちらで見られる。戦術的にも、必要な「見せ球」や大胆なプレーが封印されてしまうため、勝つためのビジ
ョンが見えにくく(僕なんかにわかられるのも問題だが)、偶然の要素に左右される得点が極めて多いのだ。

 それだけではない。1点が重くなりすぎるため、ひとつのラリーが終わるたびに、ピョンピョンと跳ねたり、大きく息を吐
き出したりして、なかなかサービスやレシーブの構えに入れない選手が、特に女子に目につく。そのたびに、主審は両腕を寄
せるような身振りで進行を促す。

 あまりにも気になったので、ある試合のあるセットの審判の「身振り」を数えてみたところ、「間合い」の6割近くで身
振りがあった(1度イエローカードが出た)。半分以上は「バッドマナー」とみなされているわけだ。

 それを推測するに、リーグ戦の比重が重すぎるからではないか、と思う。
むしろ、学生にとって、リーグ戦というのは通過点なのではないだろうか。日々、鍛錬してきたスキルを発表する場、た
とえていえば、磨きをかけた「自分という作品」の発表会だと思うのだ。エースであろうと控え選手であろうと、そっち
のほうがずっと大事なことに思える。しかし、順位が目標になってしまうと、目先の1点に過熱することになってしまう。
もっと怖いのは、ひとまずの目標をクリアしただけで、そこそこの満足感を味わえてしまうことである。

感想記
 島根県でもよく見かける光景で、あまりにも騒がしすぎる様に思えます。確かに相手のコートに入れる技術だけは進歩
していますが、怖さがない(パワー不足)、技術より駆け引きで勝とうするプレー態度(レシーブ時に手を上げてタイム
したり)。監督、指導者さん堂々と勝負できる子供達育てましょう。

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